9月30日 スマートシティ会津若松を視察。
#スマートシティ会津若松 について、岩渕友参院議員とともに視察しました。岸田総理も視察した政府の肝入り政策、デジタル田園都市構想の先行事例であり、同交付金を最も率高い3分の2補助であるタイプ3を取得、かつ交付額としても最高の5億5680万円。全国から視察が殺到しています。
スーパーシティ構想にも応募しましたが、採択されませんでした。しかし、会津若松市は、めざしているのはスマートシティなんだと。何が違うのか?興味津々で、全く時間が足りませんでした
スマートシティ推進室の本島靖室長らからヒアリング。土台は1967年富士通が半導体工場を設立、会津地方市町村電子計算機管理運営協議会を設置!市の職員も富士通の研修センターでプログラミングなどを学んだそうです。
しかし2009年富士通の撤退!リストラは私も国会でとりあげた。。。(2009年11月19日厚労委)あとで市長にも伺いましたが、富士通は全て撤退し、別会社が工場を買収、しかし社員は残った人もいると。(これもまた気になる、、)
②93年県立会津大学が開学。ICT専門の単科大学(コンピュータサイエンス)であり、人材養成と輩出、産官学協同の中心に。最大のきっかけは3.11大震災だと。浜通りに比べ被害は小さいが風評被害は大きい。新しい模索を始める中、すべての事業にスマートシティの視点をいれる総合計画。
③ここは昭和11年築の旧黒河内胃腸科医院をリフォームした「定住コネクトスペース」。二階はサテライトオフィスで3ヶ月以上一年未満貸し出し。月3万円。一階は移住相談や移住者の交流スペース。1時間500円。昨年20世帯31名が移住しました!宅建業者などと連携しながら。
④ICT関連産業を集積したAict。世界有数のコンサル、アクセンチュアはじめ約40社が入居。80社でコンソーシアム(共同企業体)。ある意味ライバルだが「競争と共同」。サテライトオフィスから入ったNSCの山内事業部長。アプリをつくっているそうです。「会津若松と一緒に進もうと決意した」
⑤室井照平市長と懇談。ICTを活用するのは人減らしではなく、人対人の行政は大事であり、そこに集中できるため。共産党市議団からいつも、「市民の声は聞こえているか?」と言われると。
#地域鉄道 あす只見線全面開通ですね?「紅葉が一番美しい」ランキング1位です、と胸をはる?!でも、(政府が進める)上下分離方式は厳しいと指摘。只見線は東日本大震災で被災して以来の全面開通となります。でも、当時はJR東が黒字だから政府が補助する仕組みが法的になかったのです。これを法改正して可能にしたので、今も災害あるたび、「鉄路は復旧する補助がある」と政府が明確に答弁します。それは只見線が出発点なのです、と私は話しました。
⑥最後は、「スーパーシティを考える市民の会」の片岡輝美さんら役員の皆さんと懇談。デジタル田園都市構想交付金を最も高額(5億5680万円)支給された会津若松市。しかし説明会の入りが極めて少ない。0人の会場も。本当に市民のためになるのか?懸念は大きいと。。
おまけお昼は視察先のAict内あゆむカフェで。ブッフェ式で惣菜は計り売り。美味しいです!最後の懇談の会場となった栄町教会は、なんと野口英世が最初の信者だったという歴史ある教会でした赤べことお別れ。また来るよ。