熱海土石流災害から9ヶ月

熱海土石流災害から9ヶ月、、、爪痕深く。 27人の死者と行方不明一名という大きな犠牲を出した熱海の土石流災害から昨日で9ヶ月。ようやく国会で盛土規制法案が審議入りということで、本日雨の中でしたが、国土交通委員会の視察にきました。 熱海市役所で、斎藤栄熱海市長、太田静岡県交通基盤部長、堀田中部地方整備局長らから、説明をうけ懇談。市長は、復旧復興はまだ緒についたばかり。原因究明も途上です、と切り出しました。家族をなくした被災者から「毎日が地獄です」といったお手紙もくると。速やかに戻りたいは過半数。復興計画は5月を目途に検討中。盛土規制は条例ではバラバラで、抑止力も弱い。絵に描いた餅にならないよう、しっかり立法化を、と。 当面の安全対策も大事で、まだ2万立方メートルもの土砂残っているが、雨季をのりこえてから撤去したい。本来なら業者がやるべきことだが、代執行にならざるをえないと、、、。現地でみた起点。ここに3.7万立方mの土砂を県条例に基づき届出、実際に流れたのは5.5万立方+残り2万立方だから、はるかに届出しのぐ量だった。最初は宅地造成などと言っていたという、、単なる残土処理にすぎなかったが。

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