建築基準法改正前の建築物をどう守る?

建築基準法改正前の建築物をどう守る?

 ここ数週間というもの、質問がたてこんで、赤旗記事にもまだ掲載されず、Twitterも追いつかない状態でした。でも、一つひとつが大事なので、少し遅れましたがUPしていきます。これは20日、省エネ住宅法案を審議した国交委で、建築基準法改正も一部であったため、関連して行った質疑。昨年の大阪北区での放火殺人事件。25名の命を奪い、容疑者も死亡したために、遺族にとってはどんなにやりきれない、思いか。でも、せめて非常階段がもう一本あったら、救えた命があったはずなのです、、、。

 20日国交委 昨年12月大阪市北区の雑居ビルで放火殺人事件。容疑者除き25名が死亡。1974年建築基準法改正で6階以上の建物は二つ以上の直通階段が必要とされた。このビルは8階建てだが1970年築のため適用外。どう改正前の建物にこの趣旨を徹底していくのか?大臣「6月とりまとめる検討会で検討していく」

②消防庁「階段が一つしかない31967件のうち29229件に緊急立入検査。避難施設や防火戸に係る不備が一定程度あり、未改善のものは是正指導中。検討会に報告の上、有識者の議論で必要な対策をしっかり検討していく」

③「階段が一つしかない雑居ビル約13000件のうち約1万件に立入検査。うち約2000件は階段部分の防火、防炎措置に関する建築基準法違反など。」改正建築基準法1974年に沿って二つ階段つけていれば、被害を小さくできた。改正前の建物にも消防庁と知恵だしあって、対策とって!

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