大雨で被害にあった秋田県五城目町と三種町へ

大雨で被害にあった秋田県五城目町と三種町へ。五城目町は12日から13日にかけての3時間降水量が104㎜と観測史上最大の豪雨を記録。現段階でも159棟の家屋等の被害が分かっています。農業や建設関係の被害は調査中です。渡邉彦兵衛町長、武田和栄副町長にお見舞いを申し上げて、町内を地域の方、石川交三町議、役場の方に案内いただきました。

氾濫した富津内川と内川川。内川川にかかる湯ノ又橋という木造の橋に大量の木などが引っかかり水が溢れた湯ノ又。「これまで以上の浸水」という方は「エアコンの室外機も電気温水器も浄化槽も地下水をくみあげるポンプも水没。被害額は大きい」と話してくれました。地域の方に田んぼも見せてもらった田んぼやハウスには流木と泥が。来年の春までに土砂の撤去ができるかという話が出されました。

三種町では伊藤千作町議、大沢和雄前町議、役場の方に案内をいただいて、町民の方からも話をお聞きしました。三種川は毎年のように氾濫や浸水被害があり、県が河川改修事業を下流部から進めてきました。そのなかでの今回の被害です。被害のあった地域にかかる宮橋は、上流部に新しく橋をかけかえたばかり。以前より被害は抑えられたといいます。

近くの方にお話をうかがいました。「10日の雨で被害にあい片付けていたところに13日の雨。田んぼも浸水しいもち病が心配。農業が続けられなければ地域がダメになる」今回の雨で2013年の水害での浸水より浸水したと見せてもらいました。

上岩川という地域では農業倉庫が浸水したとという方に話をうかがいました。「乾燥機などは使えないかも」「もう田んぼをやめようと思っていたところ」何度も被害にあうなかで気持ちが折れることのないような支援が必要です。

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