エネルギー使用合理化法等改正案について本会議質疑。

エネルギー使用合理化法等改正案について本会議質疑。タイトルだけではなんのこっちゃの法案だと思いますが、いろいろな法案が束ねられています。この法案では、水素・アンモニアを「非化石エネルギー」と定義。化石燃料を使い、製造する過程で二酸化炭素を大量に大気中に排出する「グレーアンモニア」も「非化石」としています。萩生田経産大臣自身が、衆議院の議論で「化石由来のものを非化石と呼んでいいのかと言われると違和感がある」と認めています。石炭火力発電を使い続ける仕組みづくりではないかといったことを含め質問しました。政府は「日本は資源に乏しい」と言いますが、日本は太陽光・熱、小水力、風力、地熱など、世界有数の資源大国です。再生可能エネルギーの潜在能力は大きい。住宅や公共施設などへの屋根置き太陽光、ソーラーシェアリング、省エネ・断熱住宅など、地元の中小事業者や工務店の仕事と雇用に結びつく取り組みこそ進めるべきという提案も行いました。それにしても答弁を聞きながら、石炭火力発電を使い続けようという政府では気候危機は打開できません。気候危機に本気で取り組む政治に変えましょう!

しんぶん赤旗4月28日付より

しんぶん赤旗4月28日付より

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