19日、福島・宮城県沖地震の調査で福島県新地町、相馬市、南相馬市へ。新地町では、井上和文町議と地震の被害があったお宅を案内していただきました。見せてもらった蔵は昨年の地震でも壊れたそう。「取り壊すとなると解体費用もかかる。大きな地震も3回目となると相当脆くなっている」と。相馬市では、村松恵美子市議と2ヵ所の避難所で話を聞かせていただきました。避難所も断水していて、お手洗いは隣の市役所まで借りに行っているそう。間もなく復旧の見込みとのことですが、水が出ないということは大きな負担になります。お話を聞いた方は「家のなかがぐちゃぐちゃ。家も階段も傾いている。もう住めないと思う」と災害公営住宅の話にもなりました。旅館営んでいるという方は「昨年の地震で2500万円かけてリフォームしたのに、中も外もめちゃくちゃ。コロナも重なって、もう商売を続けられない」と話してくれました。南相馬市鹿島区役所で渡部寛一市議、栗村文夫市議と話をうかがいました。断水が続いており、復旧に懸命な努力をされていました。窓口には、罹災証明をもらうためにひっきりなしに市民の方が訪れていました。お会いした方々が口々に言うのは「大震災、昨年の地震と比べて今回の被害が一番大きい」ということです。何度も地震の被害にあうなかで建物などが弱っているのではないかと思います。国にできることはないか実態を出しあいながら相談していきたいと思います。