8月6日、山形県大江町、飯豊町、長井市水害被害調査

8月6日。山形県大江町、飯豊町、長井市。 

   青空と美しい山と田園、川のまち、なのに。

8月3日、県としては初めての線状降水帯にともなう豪雨で甚太な被害を受けた山形県の大江町、飯豊町、長井市に入りました。いわぶち友参議院議員、渡辺ゆり子県議。今泉春江長井市議ともに。以下、Twitterまとめです。

 山形県大江町百目木地区。2年前も被害にあった温泉旅館。あてらざわ温泉湯元旅館の店主からお話を聞きました。住民との話し合いで、堤防の計画がだいたい合意されてきたが、まだ測量さえはじまっていない中の今回の水害。ボイラー室もお風呂場も。下の客室は2年前から手付かず。コロナ禍で、満室にできないなかでも頑張ってきたのに、、、😭

 たくさんのボランティアが泥かきに汗を流していました。

 山形県飯豊町(いいでまち)。24時間雨量が306mmにも。高橋弘之副町長らの案内で被災箇所。役場を出てすぐのところ、町道が陥没!山側からの水が反対側まで跳ねてきたと。水の力に驚きます。このようなところが町内至る所にあると。。。

 飯豊町②J R米坂線の落橋。今まさに、J R東日本が地方鉄道の指標を公表、ほぼ全部が赤字路線として存続が大きな課題となっているとき、災害がその引き金とならないようにしなければ。副町長も、そうなんです!絶対困ると。

 飯豊町③県道長井〜飯豊線。落橋し、行方不明者の車だけがみつかったところ。三本の管が切れているのが見える。断水で大変だったと。上流620haに外資系の #メガソーラー計画 あったが、町の規制条例で却下!もしできていたら、大変な2次災害になっていたかも??

 飯豊町④萩生川。300年の旧家の土台が流されてしまった。つまり、こんな災害は今までなかったということ。U字型の川の流れをまっすぐにするとか、河川改修については抜本策が必要。そして今後の水害を考えれば、まず橋の底をあけることが必要。3mくらいあった川底が30cm程度になってしまったと!

 飯豊町⑤最後は、り災ごみ収集場。昨日から開始し、家電などの分別をしています。各家庭には、お家の脇においといてね、後で町が回収します、と言うチラシを昨夜つくってまきました!と。安心しました。床上浸水あったお宅には消毒液の配布も。自治体が頑張っている、国も頑張れ!と伝えますね。

 ☆★それにしても、災害がなければ青空と山と田園が調和したホントに美しい町でした。人口7000人の飯豊町は、「日本で最も美しい村」連合の一つ。田園散居集落景観と呼ぶのだそうです。皆さん、飯豊町を応援お願いします🤲

 山形県長井市。内谷重治市長が懇談のみならず現場も案内してくださいました。今泉春江市議が飯豊町からずっと同行。ちっちゃな砂防ダムが流木止めるので精一杯な代わりに、水が溢れて市道をここまで掘ってしまった。自治体の力だけでは無理です、と。この下は校庭で、かつて分校があったのです。😭

 長井市②最上川河川緑地公園多目的広場。本当なら今日から「水まつり」、最上川花火大会で賑わうはずでした。国交省のかわまちづくり事業に指定され、船着場あった歴史いかし、川との共生をはかってきたが、、、あえて傾斜30度を15度までなだらかにした堤防を乗り換え、水はひいたものの、泥だらけです😭

 ☆★長井市の内谷市長には、2年前長井フラワー線の視察でお会いしました。あの時工事をしていた、駅舎と直結する市役所が完成していました!江戸時代、最上川の舟運業で栄えた水のまち。国の重要文化的景観に指定されています。景観と川との共生、防災を両立させる道はないか、考えさせられました。

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