福島、宮城地震被害現地調査

昨晩発生した福島・宮城の震度6強の地震。亡くなられた方にお悔やみを申し上げるとともに、被災されたみなさんにお見舞い申し上げます。大きな揺れと余震に、眠れない一夜を過ごされた方も多かったと思います。なんとか福島に行けないかと東京駅へ。東北新幹線は、地震で福島-白石蔵王間で脱線し、那須塩原駅から盛岡駅まで運休となっています。7時44分発のはずだった新幹線は9時8分発と遅れましたが乗ることができました。那須塩原駅からは車で福島へ。大橋さおり県議、町田和史党県委員長と合流し国見町へ。浅野富男町議から「見てほしい」と言われ案内されたのは町役場でした。東日本大震災で被災し建てかえた庁舎は、昨年2月の地震で被害にあいました。「ようやく直したところだったのにまた被災」と役場の方。倒壊した住宅は、誰も住んでいなかったとのこと。けれども、家の軒下に停めてあった車は、窓ガラスが割れ、屋根につぶされていました。新幹線の橋脚が壊れている箇所は調査中でした。よくみると線路がゆがみ、電線もずれています。伊達市・伊達郡内には阿武隈川にかかるいくつかの橋があります。桑折町と伊達市をつなぐ伊達崎橋、国道4号線と伊達市保原町をつなぐ伊達橋を、近藤眞一・伊達市議に案内してもらいました。伊達橋には近所の方が見に来ていて、「通勤でも通学でも使うし、救急車とか緊急車両も通るのに」と。昭和大橋は昨年の地震で壊れ、19日に開通する予定だったのに、またも通行できなくなっています。伊達市霊山では佐藤清寿・伊達市議の案内で、屋根瓦が落下したというお宅へ。「大震災より、去年の地震より、一番被害が大きかった」と話してくれました。外から見ればあまり被害がないのかなというお宅も、家のなかの被害は大きいところも多いようです。新幹線や橋といったインフラへの被害が大きく、それは影響をうける方も多いということになります。先ほど、那須塩原から東京行きの新幹線に乗ることができました。アナウンスによれば新幹線の全面的な復旧には時間がかかりそうです。引き続き、現地のみなさんと連携しながら取り組んでいきます。

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