国民生活・経済に関する調査会の3回目

国民生活・経済に関する調査会の3回目。今回のテーマは、困難に寄り添う支援の構築「支援に向けた体制の充実」。参考人として陳述いただいたのは、NPO法人カタリバ代表理事の今村久美さん、日本福祉大学社会福祉学部教授の原田正樹さん、市川市生活サポートセンターそら主任相談支援員の朝比奈ミカさんの3人でした。不登校の問題を取り上げた今村さん。事前の資料では「学校が合わなければ別の選択肢がある。そこにアクセスしやすい環境をつくることが重要だけれど、家庭の経済力によって選択できる支援や機会が変わってしまう。義務教育が無料ならば、何らかの原因でそこから外れざるをえない子どもたちの教育も無料でアクセスできるべき」と述べています。その通りだと思います。そのために必要な事を聞くと、フリースクールなどに通うにはお金がかかること、フリースクールへの財源を充実させることも必要だと。子どもたちと家族を支える体制の整備と充実が必要だと思うと同時に、貧困をなくすことなど社会を大もとから変えることの必要性を痛感します。

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